三世代の笑顔溢れる街 小倉☆
宇治市の西に位置し、京都市・城陽市へ通じる府道城陽宇治線が南北に通る小倉。
古くは小倉村の時代、人々の生活は洛南に広がる“巨椋池”をめぐり展開され、やがて豊臣秀吉により豊後橋から小倉まで太閤堤が築造されると、小倉村の近世が始まっていきます。村内には優良な茶園が展開し、茶園の石盛は宇治郷に次ぐ高率でした。大和街道には、今も老舗茶舗が並び、巨椋神社や子守神社などの歴史的遺産、古い街並みとともに、長い歴史・日本茶の文化が息衝いています。
そして、昭和3年に奈良電気鉄道(株)により小倉駅(現:近畿日本鉄道京都線)が開業、昭和16年には、8年の歳月をかけて行われた当時の日本の農業土木の粋を集めた排水干拓事業が竣工し、巨椋池は美しい干拓田と姿を変え現在に至ります。
昭和26年に宇治市が成立し小倉町なって以降、街は急速に発展、京都市のベッドタウンとしての機能も有し、周辺部には住宅地が拡大。近鉄小倉駅を中心にして大型店、商店街などの大きな商業集積が生じ、平成13年にはJR小倉駅も開業しさらに交通の便も良くなるなど、市街地としての機能が充実してきました。
現在小倉には、長年地域の方々の暮らしに寄り添う“小倉駅前商店会”や、若い商店主達が集い様々な催しに取り組む“宇治・小倉商店ネットワーク”“小倉大好きクラブ”など、世代間を超えて小倉の街を盛り上げる地域密着のお店がたくさん!
今回、そんな小倉の魅力を、『チャチャ王国のおうじちゃま』が皆様をご案内!
『小倉大辞典』を片手に街を散策し、ワクワクする発見をぜひお楽しみください。